注文住宅で「これ違ったかも」と後悔した?!ポイント
注文住宅は叶えたいことがいっぱいありますよね。
一生に一度のマイホーム。せっかくだからあれもこれも妥協できない。
お家は建てることが目的ではなく、暮らしていくことを考えて計画を進めていくこと大切です。
失敗のない、後悔の少ないお家づくりのために
今回は、これまで500件以上のお家づくりをサポートしてきた中で、実際に住んでみたら
「これ違ったかも」と感じられるポイントを3つほど共有させていただきますね。
1.大きな窓
2.バルコニー
3.アイランドキッチン
1.大きな窓
お家の中に日の光をたくさん入れて、開放感を狙って大開口にしたリビング窓。
1日中日当たりがいいように造った吹き抜けの大きな窓。
ところが、カーテンの設置に結構な費用がかかっちゃいました。
日が入りすぎて、一日中レースのカーテンを閉めているのでこんなに大きくなくてもよかった。
窓が大きいので夏、暑い!冬は冷気が入ってくる。
<アドバイザーより>
外観で見栄えがいい窓の配置も大切ですが、高性能ガラスでも窓は結構熱の出入りがあります。
「階段の窓」「吹き抜けの窓」「勝手口」は冬場冷気が入ってくる可能性が大!!!
また、夏場の西日は非常に暑いので、室内に多大な影響を与えます。
窓の設置に関して、太陽の高度、方位、風の向き等考慮して、
四季を感じながら暮らしやすい設計をしてもらうことががポイントです。
2.バルコニー(ベランダ)
バルコニーをつけたけど、虫や花粉、PM2.5がつくのが嫌で、結局室内干しがメインになってます。引っ越してすぐはバルコニーに出てたけど、最近は全く出てなく、掃除の手間だけは増えたのでなくてもよかったかも・・・
<アドバイザーより>
2階にバルコニーをつけるのが当たり前と思われていませんか?
使用用途を明確に検討して、室内干しメインの生活だと必要ないかもです。
バルコニーをなくすと防犯対策にもなりますし、建築費用の削減にもつながります。
3.アイランドキッチン
住宅展示場やインスタでアイランドキッチンが凄くお洒落で、使いやすそうだったので
採用前提でお家づくりしました!
が・・・いつもきれいにしておかないと、逆に生活感が出ちゃう。
実際にお料理すると意外と、油や水しぶきが周りの床に飛んでお掃除の手間が増える。
一番は、匂いが部屋中にひろっがてしまう。
<アドバイザーより>
アイランドキッチンは動線がいいし、なによりお洒落!
その一方で、換気扇の設置問題やLDK換気計画をしっかりしてないと
部屋中に匂いと油を含んだ蒸気が舞ってしまいますのでご注意くださいね。
実際に建てて生活してみないとわからないのは当然です。
ですが、「これ違ったかも」と後悔することは避けたいですよね。
住宅会社の担当者さんとしっかり打ち合わせして、「自分達にあった理想の注文住宅」
を手に入れてください。